■2003年7月の所感
●7月19日
まだまだ梅雨のうっとおしい天気が続きますが、ふと気づけば、街には祭囃子が。私の職場がある天満橋のあたりでも、子供たちの威勢のいい声が聞こえてきました。
この入社以来、この祭囃子を聞くたびに不思議に思っていたことがあります。天満橋、正確に言うなら橋の南詰めの谷町一丁目かいわいですが、このあたりの祭神は、イクタマさんこと「生国魂神社」であること。大阪の地理に詳しい方なら、すぐおわかりでしょうが、谷1と生玉では、ずいぶんと離れています。むしろ大阪天満宮の方が、近いはず。
大阪といえば「天満宮」と「天神祭」のイメージが強いですが、「氏子勢力地図(?)」で見ると、案外、イクタマさんも侮れない存在なのでしょうね。というか、そもそも本来的な地域割りで言えば、天神さんのある天満は、「大坂」市中ではなかったからなのかなぁ(谷町はもちろん、大坂市中)。
まぁ、たわごとは置いておいて、その「天神祭」もあともうわずか。これで大阪の夏祭りも全日程を終了します。夏ということで考えれば、梅雨明けもまだだし、まだ8月もあるし、これからますます本格化していきます。
でも毎年、天神祭が終わる度に、私は「夏の終わり」のような寂寥感を感じます。天神さん終了以降、8月末までは、もう夏の
●7月10日
入社以来の友人であり、「プログレッシブロックを日本語で歌う会」の名誉会長でもある「Nut
Cricker」ことK氏と、天満橋のバー「PLAY OFF」で久々に会って話しをしました。
話の内容は、今度、K氏が仲間内でやるライブに参加しないか、といったこと。そういうわけで、しばらくは音楽談義に花が咲いたわけです。
ふと、私は彼に「BOOKISH」の発行の件をメールで伝えていたことを思い出し、言ったのです。
「あ、そやそや、もう『BOOKISH』、読んでくれた?」
「おう! ここのマスターに借りて、読んでるとこ!」
「おいおい、お前ら、回し読みしないで、一人一冊、ちゃんと買いやがれ!」と一瞬、心の中では思ったのですが、そのようなことは一切、オクビにも出さす、
「あ〜、それは有難う! で、どうやった?」と穏便に聞きました。 するとK氏、
「そやな〜、いつものオマエの文章に比べたら、なんかアッサリしてるわな」と、バッサリ。う〜ん、確かに痛いところを突いてくる。さすが、20年来の「畏友」です。この後しばらく、私の文章についてのやり取りが、しばし。自分でも「やっぱり、そうかな・・・」と思うポイントを次々指摘されてしまいました。
私が、今回の『BOOKISH』だけでなく、サイトで好きに意見が言えるのも、身近にこのような強力な「批評者」が存在するからこそ。そう考えると、やはり得がたい友です。
K氏、これからもご批評・ご批判、よろしくお願いします。
その前に、例のライブ、頑張るからね。
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