さんぽ人のよもやま話バックナンバー:2003年5月の所感

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●2003年5月24日

友人から、長らく借りっ放しになっていた「ゴッドファーザー」のDVDボックスセットを、やっと観ました。ただし、観たといっても、パートIからパートIIIまでの本編ではなく、いわゆる「ボーナス映像」というやつ。
これが結構、充実していて、楽しめる。友人に頼んで貸してもらった理由も、このボーナス映像が観たかったからなんです。
特に面白かったのは、三男(というか、パートII、IIIの主人公)マイケル役のオーディション映像。ご存じの通り、マイケル役は最終的にアル・パチーノが演じて、彼を大スターにする切っ掛けになるのですが、これが会社(パラマウント映画)がなかなかOKを出さず、何度も何度もカメラテストを繰り返しています。パチーノの他にも、マイケル役のカメラテストを行っている映像も収録されており、長男のソニー役をやったジェームズ・カーンが、マイケル役に挑んでたり、後に「地獄の黙示録」に出演するマーティン・シーンが挑んでいたり。あるいは、ソニー役のオーディションには、ロバート・デ・ニーロが挑んでいたり・・・と、なかなか裏側的な映像が盛りだくさんで、楽しめます。
こういうのって、「NG特集」みたいな感じで楽しんでいるのですが、なんか、映画ソフト自体の楽しみ方も変わってくるような気がします。本編は映画館で、自宅では楽屋裏を・・・ってな感じに。

で、一応、本編も見てみようか・・・と思ってパートIから観だしたのですが、10分ほど観てから、「ま、今日はこれくらいにするか」と、止めてしまった次第。一番の理由は、時間がかかる、ということなんですが、果たして私に、じっくり本編を観る機会は、来るのでしょうか?

※「おすすめさんぽスポット」に、久々に更新しました。「桃谷〜細工谷〜上六再訪」です。また一度、ご覧ください。


●2003年5月18日

急に思い立って、午後3時半過ぎから、車で10分ほどの「ハーベストの丘」に行ってきました。一応、家族全員が年間パスポートを持っているため、こんな時間からでも、割と気軽に行けるわけです。
ちなみに、ご存じない方のためにご説明しておいくと、「ハーベストの丘」とは、堺市が運営している体験型農業公園。里山など豊かな自然環境を活かした、牧場やソーセージ、パンなどの手作り工房などがあります。また、遊具などもあり、子供連れにも適した公園です(ホームページは「こちら」)。
家族全員に行くのは2度目ですが、やっぱりいいですね、広々とした敷地で、草を食む羊などを眺めながら、ただひたすらボーッとすれば、この上なく素晴らしい一時が得られるはず。
ただ、悲しいかな私は子供3人連れ。あっちこっちに行かされ、ゆっくりするヒマもありません。たまには一人で来て、草原の上で地ビールでも飲みながら、好きな本を読む・・・なんてのは、ま、しばらくは無理でしょうね。
それでも、しばし喧騒をはなれて土の香りを楽しむだけでも、大いにリフレッシュできるはず。あなたも一度、お越しになりませんか?


●2003年5月10日

近所のスーパー「カルフール光明池店」で、古本市をやっていました(ここは、タマにやる)。こういう所でふいに、この手のフェアに出会うと、嬉しくなってしまいます。
で、今回も妻と二人で、ワゴンを漁る漁る! 私が購入したのは、中場利一『岸和田少年愚連隊・血煙り純情篇』を100円(文庫本ではありません! 単行本で)、辺見 庸『もの食う人々』を100円、佐伯啓思/筒井清忠/他『優雅なる衰退の世紀』を100円・・・などなど。どれも、定価では絶対に買わない種類の本なのですね。
とりわけ嬉しかったのは、赤松 啓介/上野 千鶴子/大月 隆寛『猥談―近代日本の下半身』が700円で手に入ったこと。ちょっと興味があった内容に加え、わずか700円で手に入ったのが最高ですね(なにせ、アマゾンでは定価3000円、ユーズドストア価格でも1800円から、になっていますから!)。
目的を持って古書店に行く、あるいはタイトルを決め撃ちして、ネットで買う・・・というのではなく、ふいに、こんな本が見つかるのですから。これは予想外の嬉しさということでしょう。カルフールさん、もっとやってくださいね。


●2003年5月5日

ゴールデンウィーク中に、妻と二人、久々に桃谷、細工谷から谷町の方を歩いてきました。今回の目的は、今度6月に発行される季刊情報誌『BOOKISH』に載せていただく原稿の取材のため。発行されたら、また、お知らせします。
ところで、大阪赤十字病院など、相当、様変わりが激しい。ここで紹介しているさんぽスポットも、相当の変化があると思います。
また、順次、ここに最新情報として掲載していけるように、頑張りたいと思います。


●2003年5月5日

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