解説と注釈
2月10日のKTさんの訳詞。 以下はKTさんのコメント。
「一部taneyさんCirkusさんのパクリ部分もありますが(すみません)、 私のは、音感よりもやや意味重視の詞になっています。
パラノとスキゾが対立する概念だと言うのは 日本国内で浅田彰以降のことで、 スキゾもパラノもともに瞬発的執着という意味ではむしろ近く、
本来はてんかん気質とか、粘着気質とかが対立する概念でしょう。
69年の英国での作詞なのだから、私はここにはあまりこだわらないですね。 」
さらにKTさんからCirkus-Crimsさん、およびTaneyへの問題定義
Cirkusさん、taneyさん、
Nothing he's got he really needs
のheって何を指していると思います?
この疑問は私のサイトでも提示していたのですが、 私は漠然としたものではなく、heは直前のNothingかもしれないと思い、 虚無は欲しい物を手に入れた、との意味で取って訳を掲示しています。
taneiさんの詞では(語感優先で厳密な逐語訳ではないものの、ここはわりと正調に)
「欲したる問い 何もなし」ですね。
確かに何も得られないとの解釈が一般的ですが、私はきめかねて あえてオリジナルの解釈を掲げたのですが、ホントはどうなのでしょう。
tanei訳のような場合には余り関係ないとは思いますが、 seedは「種」か「育てる」か、あるいはs'
starvingは「飢えさせる」か「飢え」か これも二通りあるかなと、私は迷ったのですが。
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